文様【七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)】
ごきげんいかがですか?
文様文化について学びながら、皆様にもご紹介させていただきたく
今回は下記の文様についてご紹介します。
文様【七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)】
サッカーワールドカップの予選を見た方も多いと思います。
実はそのスタジアムをよく見ると
こちらの文様で彩られているのに気が付きましたか?
そう、輪がつながった模様がコートを囲んでいます。
この模様は、「七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)」と言います。
「七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)」
【形の特徴】
同じ大きさの円(または楕円)を1/4ずつ重なったものが
上下左右に連続された模様。
円を4分の1ずつ重ねることで、中央部は光る星のように見えたり、
重なった部分は花弁のようにも見えます。
七宝繋ぎのほかに「輪違いつなぎ」「曲輪(くるわ)つなぎ」とも呼ばれます。
【由来】
四方どちらへも永遠に続くという縁起の良さから
江戸時代の頃に
「四方」→「しほう」→「しっぽう」→「七宝」
と呼ぶようになったと言われています。
ちなみに「七宝」は貴重とされる七種の宝のことを指すそうです。
七つの宝とは、金、銀、水晶、瑠璃、めのう、さんご、パール
または
『無量寿経』においては「金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)」
『法華経』においては「金、銀、瑠璃、瑪瑙、硨磲、真珠、玫瑰(まいかい)」
とも言われています。
玻璃:水晶
硨磲:サンゴ
玫瑰:赤色系の石
【意味】
「縁」
「円満」
「調和」
「子孫繁栄」
など人間関係の豊かさを願う意味があります。
結婚や引っ越しなどでよく用いられる縁起文様です。
文様コラージュ画像
そんな文様の意味を込めて
今回の文様のコラージュ画像は
7つの宝という意味から、七福神のイメージで作ってみました。
これからもブログを通して
少しずつ皆さんにお伝えしていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
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